玉桜まちづくり協議会

高知県種崎地区津波避難センター視察

種崎地区舟倉津波避難センター・種崎公園津波避難タワーを視察しました 令和8年7月6日(月)

玉桜地区防災計画策定委員会では、防災計画策定の参考とするため、高知県高知市にある「種崎地区舟倉津波避難センター」および「種崎公園津波避難タワー」を視察しました。
当日は、高知市役所地域防災推進課の田村様・吉川様より、施設の概要や地域防災の取り組みについて詳しくご説明いただきました。


高知市種崎地区は、東南海トラフ地震による津波被害が想定される太平洋沿岸地域であり、地域全体が「いつ発生してもおかしくない災害」に備えた防災まちづくりを進めています。
視察では、防災設備や避難施設だけでなく、地域住民が主体となった継続的な防災活動が定着していることを実感しました。


特に印象的だったのは、
・防災設備や避難施設の充実
・定期的な防災訓練・避難訓練の実施
・十分な備蓄品の管理体制
・避難所運営訓練など実践的な取り組み
・行政と地域住民が一体となった防災体制
など、地域全体で「災害に備える仕組み」が確立されていたことです。


中でも、各家庭の非常持ち出し袋をバッグごと備蓄倉庫へ預けることができる仕組みは大変印象的でした。数百人分の非常用品が適切に管理され、災害時には避難者が自分専用の非常用品をすぐに受け取ることができる体制が整えられていました。
さらに驚いたのは、津波避難施設が概ね半径500メートル圏内ごとに配置されていることです。住民が短時間で安全な場所へ避難できるよう計画的に整備されており、「命を守るための時間」を最優先に考えた防災まちづくりが進められていました。
また、避難所運営についても、行政と地域住民が連携しながら継続的に運営訓練を実施しており、実際の災害時を想定した訓練が日頃から行われていることを学びました。


今回の視察を通じて、玉桜地区の現状と比較すると、防災計画や避難所運営体制、防災設備の整備、地域全体の防災意識など、まだ取り組むべき課題が多くあることを改めて認識しました。先進的な取り組みを目の当たりにし、「災害への備えは平時から積み重ねることが何より重要である」という強い危機感を持つことができました。
玉桜地区防災計画策定委員会では、この視察で得た知識や経験を一過性のものにすることなく、玉桜地区の地域特性に合わせた防災計画の策定や避難所運営体制の整備、防災訓練の充実などに積極的に反映してまいります。
今後も行政や関係機関と連携しながら、地域住民の皆さまが安心して暮らせる「災害に強い玉桜地区」を目指し、防災力の向上に継続して取り組んでまいります。


視察者:山﨑・和田